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2021. 08. 25

屋根の雪に困った!危険な雪下ろしに変わる対処法は?

雪の多い地域にお住まいの方は、毎年のように雪対策にお悩みのことと思います。

特に豪雪地域では屋根に大量の雪が積もり、いつ落ちてくるかとヒヤヒヤする
なんてことが繰り返されます。


屋根の雪がなかなか落ちてこない原因

雪が降り続くと、雪は自らの重さで圧縮され堅くなります。
屋根のてっぺん、棟(むね・ぐし)に固まった雪は
屋根の傾斜に対して「カギ」のような役割で
雪を落ちにくくしてしまいます。

やがて重みに耐えきれなくなった大量の雪は、屋根を一気に滑り落ちま すが、
棟には落ち切らない雪がそのまま残る事も多く、落雪の悪循環となってしまいます。

例えばこんな感じ。雪の塊になって一気に滑り落ちることも。
車も潰れてしまうほどの重さです。

こんな風にならないように、雪のシーズン中何度か雪下ろしが必要となるのですが
雪下ろしはとても危険な作業ですから、できればやりたくない。
そんな時の対処法として、

・屋根の雪を融かす融雪システムを取り付ける
・屋根の棟の雪を割って落雪を促す

という方法があります。
まず、融雪システムとはヒーター線やパイプを屋根に設置して電気や灯油などで熱を発生させて
屋根の雪を融かしてしまうというもの。
とても有効な反面、設置費用やランニングコストがかかります。
状況によっては軒先への一部設置で有効な場合もあります。その分コストも安くなります。

軒先に融雪ネット施工



屋根の棟の雪を割って落雪を促す方法、こちらは雪国でよく見かける、
屋根の上に三角の「雪割り」をつけるという方法があります。
「雪割り」は一定の効果はあるものの、気温がー10度以下になるような地域では
その雪割りにすら雪がへばりついてしまうこともあるので、
設置の際は工事業者さんによく相談して設置するといいでしょう。

こんな風に三角の雪割りに雪はへばりつくこともあります。

雪国では他にもつららや雪庇など、さまざまな雪の困りごとがあります。
今回、特に豪雪地域の場合をお伝えしましたが、
降る量は少ないけど、屋根の雪がお隣の敷地や公道に落ちてしまう、
雪止めをつけて屋根の雪は対処できているけれど、つららができてしまう、
無落雪屋根にしたけれど、雪庇ができて困るなどなど。

雪はとてもきれいだしウインタースポーツはとても楽しい、
それぞれの悩みに合わせた対処をして
また雪のシーズンを安全に楽しく過ごしましょう。

テクノあいづの融雪コンサルタントへのご相談は無料です。

この記事の対応策はこちらにも。
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